趣と風格を兼ね揃えた、歴史が感じられる住まい。どこから見ても美しい、まさに絵画のような庭園に寄り添いながら、豊かな心を育む暮らし。古き良き日本の伝統とモダンなデザインが織りなす、まったく新しい生き方。
もともと古い家が建っていた土地に、新しく建てたのがこの「高級な家」。広々とした敷地内にはよく手入れが行き届いた伝統的な日本庭園があり、庭をそのまま活かした風格の漂う住まいに。様々な部屋からこの庭を眺められる構造になっており、窓の大きさや部屋のある角度によって、少しずつ違った庭の表情を味わうことも。延床面積は130坪を超え、すべての空間が広々としている。

この家の見どころとなる日本庭園を思う存分愛でることができるのが、この応接室だ。最大の魅力は大開口窓で、壁の中に窓枠を収納できるようになっているので、遮るものが何もなく、圧倒的な開放感が味わえる。勾配がある天井の設計により、部屋の手前側から見た庭は遠近感が強調され、まるでスクリーンに映写した映像を見ているかのような錯覚に陥る。
庭の緑を引き立たせるために、壁や天井は漆喰で仕上げている。主張を抑えた自然な艶感で、クラシカルな洋式家具とも相性が良い。訪れたゲストがゆったりと落ち着いて時間が過ごせる、上質な空間に仕上がっている。

住まいの中心となるキッチンダイニングは、中央部分を頂点とした船底天井の技法を用いることで、より広々と感じられるようになっている。勾配の設定を誤ると、部屋に圧迫感が生じてしまうこともあるが、豊富な経験と独自のセンスで「快適さを感じられるバランス」を実現。家族全員がくつろげる、居心地の良い空間となっている。
もう一つ注目したい点は、空間全体と照明とのバランス。イチエ建匠の場合は、天井の高さを決めた後にまず照明のデザインを決めている。この家では、ペンダントライトを採用。釣り下がっているコードの長さをあえてバラバラにし、スタイリッシュさを強調している。事前に模型を作って設置箇所のバランスを試行錯誤するなど、照明ひとつとっても一切の妥協がない。その他にもエアコンをスリットで隠したりと、細部まで計算され尽くした美がこの空間に詰まっている。

キッチンダイニングと同じ空間にあるリビングは、団欒ができる家族のお気に入りのエリア。大きなドアやガラス戸があり、明るい光と風が入ってくる。
テレビが設置されている壁は、存在感のあるコンクリートが採用されているのがポイント。一見ウッドパネルに見えるが、木目が引き立つような細工がされた杉の板に、コンクリートの型を取る際に使用した「杉板打ち」という技法を用いている。個性的な照明やモダンな家具にもうまくマッチし、白い大理石を採り入れた床部分との統一感も見事だ。
元々あった立派な日本庭園や施主さまが愛用していた高級家具に相応しい家をイメージして施工しました。なかでも、施主さまが丁寧に手入れをされていて、とても美しかった庭を中心に考えました。「来客が多い」とのことでしたので、庭が存分に楽しめる応接間を作り、中庭には足湯も置いています。昼間は庭の緑が家とマッチしてとても綺麗ですが、夜になるとどこか情緒が感じられる、いろんな表情が楽しめる家となっています。
| エリア | 岡山県倉敷市 |
|---|---|
| 建物価格 | 非公開 |
| 坪数 | 130坪~140坪 |


「一期一会の、特別な家。」をコンセプトとするイチエ建匠。定型のプランやパッケージなどはなく、施主の要望を最大限に叶えた“特別な家”を提案してくれます。公式HPでもデザインや素材にこだわった施工事例をいくつも掲載していますので、ぜひチェックしてみてください。
