大好きな鉄道をいつでも眺められる、トレインビューの家。非日常を日常に取り込んだ、住んだ人にしか味わえない贅沢でノスタルジックな時間。いつまでも色褪せない電車のある風景とともに紡いでいく、家族の”好き“が溢れる楽しい時間がそこにある。
施主が大好きな電車をいつでも近くに見られる家を建てるべく、土地探しから提案。県の中心地と言える岡山市北区の土地は、じっくりと時間をかけて探した甲斐もあり、開放感あふれる空とレトロな雰囲気が漂う吉備線(桃太郎線)のある景観が楽しめる、鉄道好きにはたまらない絶好のロケーションだ。電車のある風景を家の一部として毎日感じられる、そんなささやかな贅沢がこの家には詰まっている。

家の北側を走る吉備線の電車を身近に感じられるよう、生活の中心となるリビングは2階に配置。線路に面した北側には大開口のあるバルコニーがあり、電車越しにのどかな山々も見える。秋の紅葉シーズンには、新緑の季節とは違った電車の風景が広がり、年間を通して様々な表情を楽しめる。
バルコニーはたっぷりと奥行きを持たせたデザインで、外から家の内部が見えにくい構造になっているのも着目したい点。線路沿いの住宅で必ずといっていいほど問題になるプライバシーの確保にもしっかり配慮し、家族全員がリラックスした時間を過ごせるようになっている。このバルコニーだけでなく、リビングにはいつかの小窓を配置。さまざまな角度から電車や周囲の景色を堪能できる。

リビングがある2階部分の外壁は、タイル貼りにしている。タイルは横向きに規則正しく貼るのが一般的だが、縦・横を組み合わせるとともに、違う色味のものをランダムにミックスさせることで、他にはないユニークさを外観にプラスしている。
タイル自体も単色ではなく、焼きムラのあるものをあえてチョイスして、ジャガード織りのような立体感と高級感を演出。奥行きを持たせたバルコニーの内側にも貼られているので、室内からもその美しさを楽しむことができる。このタイルも、家全体を覆わずにあえて限定的に配置。外壁にメリハリをつけることで、他にはない個性を際立たせている。丸いデザインの照明も温かみをワンポイントで演出している。

全体的にモダンスタイルで統一されているなかで、寝室はあえて和室に。「ベッドではなく、布団で眠りたい」という施主の希望を叶えるためだ。色は和室としては珍しい、ほうじ茶のような淡い茶系統でまとめている。和のテイストを残しながらも、どこか新しさ・スタイリッシュさを感じさせる色合いに仕上がっている。
収納は吊り押し入れにして、小窓を設置。これにより空間の広さを作り出し、圧迫感をなくした。
施主様からは「電車が見える場所」という土地のみのご要望だけで、外観・内観などすべてイチエ建匠からご提案差し上げました。土地の形状がやや特殊で、交通量も多い道路に面していたので、プライバシーを守りながらもくつろげる空間作りを心掛けました。 こだわったのがバランスです。外壁を縦・横に組み合わせたタイルを張ったり、屋根を黒ベースの切妻屋根にしたりとメリハリをつけました。ただ、凝りすぎると奇抜に見えてしまうので、外す部分は外しています。周囲の景色に溶け込みながらも美しく見える、そんな理想のバランスを追求しました。
| エリア | 岡山県岡山市北区 |
|---|---|
| 建物価格 | 1億円以内 |
| 坪数 | 50坪~60坪 |


「一期一会の、特別な家。」をコンセプトとするイチエ建匠。定型のプランやパッケージなどはなく、施主の要望を最大限に叶えた“特別な家”を提案してくれます。公式HPでもデザインや素材にこだわった施工事例をいくつも掲載していますので、ぜひチェックしてみてください。
