90坪を超える広大な豪邸ながら、不思議と周囲の木々と溶け込み、それでいて堂々と佇むその姿は、まるで一枚の絵画。訪れたゲストとともに、優しい光と風、そして静寂を感じるひとときは、究極の贅沢と言えるだろう。
年間を通して豊かな自然の息吹を間近に感じられるロケーションで、非日常を存分に楽しめる別荘だ。もともとの土地は木が密集して生えていたが、施主の要望により大木は伐採せず、景観を生かしたうえで設計。渡り廊下で各棟を繋げた独特の形状になっているのは、元々の自然を活かし、調和を考えた結果生まれたアイデアだ。

仕事の付き合いで接待をする機会が多い施主が、ゲストを心ゆくまでもてなせるよう、キッチン・ダイニングエリアは贅をつくした造りに。シェフを呼んで料理を振る舞える鉄板焼き用のカウンター、数十本は優にストックできるワインセラーなど、まるで高級レストランのような趣だ。極上のワインと料理のマリアージュを味わう時間は、格別と言える。
大開口から見える木々や木目があざやかな床・天井にマッチするよう作られたテーブルは、10人がゆったりと腰掛けられるオーダーメイドだ。カジュアルな立食パーティーから、着席のスタンダードな会食まで、シーンに合わせて利用できるフレキシブルさがある。

敷地1階部分の一番奥に配置されている寝室は、屋外からの光が差し込む開放感あふれる大開口が最大の魅力だ。濃い色の天井と床の木材は、建物周辺にある松の木の色味に合わせてチョイスされている。あえてサイズが違うものをランダムに張ることで、自然素材と手作りの持つ温かみを表現した。
2階部分には、寝室と同じく庭のグリーンを満喫できる浴室があり、窓側の建具を全て開放することで中と外が一体化したような感覚が味わえる。建物ではなく、ロケーションを主役としたこの「森の別荘」ならではの楽しみ方だろう。

1階・2階の両方に、迷路のように張り巡らされているのが、この渡り廊下だ。どこから見るかで建物自体の表情も変わってくるのもこの家の醍醐味だろう。その他にも1階にはウッドデッキがあり、春や夏になればそこでバーベキューをしたり、お茶をしたりと樹木の香りを楽しみながら、憩いのときを過ごすことができる。家全体の構造に目を向ければ、この地域は積雪量が多いため、2メートルほどの高床式になっている。冬の白銀に染まる景色も、また違った趣がある。
建物の部分に合わせて使用する素材を変え、機能性と美しさの両方を追求しました。1階床部分は強度を重視するためコンクリートを採用していますが、2階の生活空間はほとんど木造で、リラックスした時間を過ごせる温かみのある空間となっています。元々の土地の形を活かして施工したので、基礎を造るには時間も技術も必要でしたが、「ロケーションが主役の家」というコンセプトは崩さないよう取り組みました。
| エリア | 鳥取県 |
|---|---|
| 建物価格 | 非公開 |
| 坪数 | 90坪~100坪 |


「一期一会の、特別な家。」をコンセプトとするイチエ建匠。定型のプランやパッケージなどはなく、施主の要望を最大限に叶えた“特別な家”を提案してくれます。公式HPでもデザインや素材にこだわった施工事例をいくつも掲載していますので、ぜひチェックしてみてください。
